脳梗塞から退院。家に帰ってきて最初に感じたこと

2026年8月29日、ようやく病院を退院しました。

脳梗塞になってから入院、リハビリと続いて、ずっと「早く家に帰りたい」と思っていました。

だから退院したら、もっと嬉しくて、もっと気持ちも前向きになると思っていました。

でも実際に家に帰ってきてみると、想像していたのとは少し違いました。

退院=元の生活に戻る、ではなかった

病院にいる間は、退院することがひとつの大きな目標でした。

歩けるようになって、自分でできることも増えて、「家に帰ればもっと自由になる」と思っていました。

もちろん家は落ち着きます。

好きな時間に寝られるし、病院のように時間が決められているわけでもありません。

でも、その自由さが思っていたより難しい。

病院ではリハビリの時間があって、食事が出てきて、何かあればスタッフの人がいます。

家では基本的に自分でやらなければいけません。

実際に生活してみると、

「こんなことも難しいのか」

と思う場面が結構ありました。

片手で生活するのは想像以上に大変

今、一番大きな問題は左手です。

肩や肘は少しずつ動くようになってきましたが、指はまだ思うように動きません。

右手だけで生活していると、今まで何も考えずにやっていたことが急に難しくなります。

財布からお金を出す。

段ボールを開ける。

服を着る。

物を持ちながら何かをする。

一つひとつは小さなことなんですが、毎日の生活ではこういう動作が何度もあります。

病院のリハビリでは「手を動かす」ということに集中できます。

でも家では、「生活そのものがリハビリなんだな」と感じています。

退院したら元気になると思っていた

もうひとつ意外だったのが体調です。

退院したら自然と元気になっていくと思っていました。

でも、まだ体がだるかったり、食欲が出なかったりする日があります。

「せっかく退院したのに、なんでこんなにしんどいんだろう」

と思うこともあります。

正直、病院にいたときのほうが安心だったかもしれない、と思った瞬間もありました。

退院はゴールではなく、ここから自分で生活を作り直していくスタートなのかもしれません。

美容師に戻れるのか

そして、ずっと頭にあるのが仕事のことです。

脳梗塞になる前は美容師として働いていました。

美容師は両手を使う仕事です。

ハサミを使う。

コームを持つ。

ドライヤーを使う。

カラーを塗る。

今の左手の状態を考えると、以前とまったく同じように仕事をするのは簡単ではありません。

「美容師に戻れるのか?」

これは今でも自分の中で大きな問題です。

無理に「絶対戻れる」と考えるつもりもありません。

でも、今の段階で「もう無理だ」と決めてしまうのも違うと思っています。

できるリハビリを続けながら、どこまで回復するのか。

そして、今の自分にできる働き方は何なのか。

これから考えていきます。

このブログに残していこうと思う

脳梗塞になる前は、自分がこんな生活をするなんて考えたこともありませんでした。

片手で生活する大変さも、リハビリのことも、退院後の不安も、実際になってみないと分からないことばかりです。

だから、このブログにはできるだけリアルなことを書いていこうと思います。

指がどこまで動くようになるのか。

どんなリハビリをやったのか。

退院後の生活で困ったこと。

買って便利だったもの。

そして、美容師として仕事に戻れるのか。

良くなったことだけではなく、うまくいかなかったことも含めて記録していきます。

同じように脳梗塞になって、「これからどうなるんだろう」と思っている人がこのブログを見つけたときに、

「こういう人もいるんだ」

と思ってもらえたら、それだけでも書く意味があると思っています。

退院して、まだ数日。

ここからどうなるかは自分でも分かりません。

でも、とりあえず今日できることをやっていきます。

ここからが、本当のリハビリ生活のスタートです。

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